川口眼科医院
金沢市入江2丁目163−2
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 ウィルス性結膜炎

ウィルスは 細菌よりもさらに小さな微生物です。
自分だけでは生きられずに ほかの生物の細胞に入り込んで増殖活動します。
結膜炎を起こすウィルスは数多くのタイプがあり 結膜以外にも咽頭(のど)をはじめいろいろな部位の炎症を起こします。
症状は 結膜の充血、目ヤニがたくさん出る、まぶたが腫れる、まぶたの裏側にブツブツができる、目がゴロゴロする、まぶしい、などが主な症状です。
また 耳の前に触れると痛みを伴うグリグリとした腫れが出ます。これは ウィルスと戦う免疫機能を司っているリンパ節の腫れで、ウィルス性結膜炎に特徴的な症状です。

※図:参天製薬株式会社 [はやり目(ウィルス性結膜炎)]より抜粋


治療は 結膜の細胞のウィルスを効果的に排除する薬はありません。
このため 症状がそれ以上ひどくならないように 炎症を抑える点眼薬や、細菌の混合感染を予防する目的で抗生物質の点眼などを続けます。結膜炎を起こウィルスの中には感染力が非常に強いものがあります。 人にうつさないように 結膜炎にかかったら 周囲に感染させないよう十分注意してください。
 

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